2018年1月6日土曜日

カムティへ向かう船上

 朝外は真っ暗だというのに物売りの声で目が覚める、船は暗くなった所の町に停泊しているのでそこの人達が朝ごはんなどを売りにくるらしい、パックされた物なので中身は判らないんだけど買ってみた、随分と塩辛いヤキソバだった。
 5時ごろ船は動き出したんだが霧が酷い、前進やら後進やらを繰り返している、何をしているのかさっぱりわからない、その後そろそろと進みだした。
 霧が晴れればかなりの速度で進む、両岸は大して見るものもなく退屈、部屋でごろごろしている他はない、座席の方ではビデオをながしている、時折桟橋もないような所に止まって下船・乗船・貨物の上げ下ろしをする。
 午後になると暑いぐらいになる、川岸に洗濯物を持った女性や子供達が集まって来る、行き交う船からゴミや糞尿が排出されているのも構わず、洗濯や歯を磨いたりしている、東南アジアの濁った土色の水だけでもいやだと思うんだが。

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